イエティを探す旅に出る(仮)

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法科大学院・適性試験

本日5月25日は法科大学院の受験資格を得るのに必要な第1回適性試験でした。受験した皆さんお疲れ様です。

この適性試験について思うことを1つ。それは適性試験の時期です。これは5月末と6月の上旬(今年は6/8)に行われますが、結果発表は7月上旬だそうです。ということは、この試験に落ちた場合就活も大手の場合終了しており公務員試験も国家のものは大体終わっています。そしてロースクールを目指していた彼らは路頭に迷う他ありません。だって「適性」がないのだから。

本当に「適性」を測るのが目的であれば、就活が始まる前に結果がわかるような仕組みにすべきです。そうすれば「適性」がない人はそれを受け止めて、自分に見合った会社を探すなり公務員試験を狙うことができます(一般に、公務員試験の対策は秋からスタートする人が多いようです)。

僕が適性という単語に鍵カッコを付けているのは、実際に僕が解いてみてこの適性試験が適性を測るものになっていない気がするからです。
なぜ公務員試験のようなパターン化された問題が解けると適性があるのか、よくわかりません。つまり法曹にも、パターン化された判例の解釈・パターン化された対応が求められているのでしょうか。

このような疑問・不満はありつつも、これを6月にもう1回受験する方々にはまた頑張ってもらいたいです。