イエティを探す旅に出る(仮)

ブログ名と内容は一切関係ありません。主に音楽、政治、哲学、お酒の話をします。

2014-01-01から1年間の記事一覧

近代の保守 後編

さてさて、前回の続きを。 ...なーんて思っていたんですが、やっぱり本の内容が思い出せない。ただ前回の終わりに「なぜ保守の中で自由主義が明治〜大戦終結まで否定されていたのか」「他国はどのような近代を歩んでいったのか」という問題提起くらいに対し…

近代の保守 前編

これまた久しぶりの更新となります。世は解散総選挙の話題で持ち切り(クリスマスなんて知らない)ですが、僕は大学卒業までに運転免許を取るという責務があり、マニュアル車の運転に四苦八苦してます。 今日のテーマは「保守が近代以降どのように変容してきた…

感謝。決意。

2014年9月7日、僕の恩師が他界しました。45歳という若さでの急逝であり、未だに信じられない思いです。 今日の記事は彼との短い付き合いを振り返りけじめをつけたいという思いから書くものであり、今まで以上に個人的な内容となっています。ですのであまり読…

日記というか報告というかそんな感じ

また更新まで日が空いてしまいました。前回の記事を書いた数日後に高校時代の恩師が亡くなり、その関係でばたばたしていました。このことについて、後日ブログでいろいろ書かせてください。ここ数日はアルバイトがずっと続いていました。年明けにスコットラ…

内定辞退でちょっと修羅場った話(※完全に個人的な日記です)

いくつか頂いた内定の辞退に行ってきました。第一志望ではないと伝えていたとはいえ、自分を買ってくれた相手に対してなので気分が落ち込みました。最後に○○市役所に行ったところ、次のように引きとめられました。「(第一志望先)は転勤があるんでしょ?将来…

先生はリベラルなんかじゃない。

久しぶりの更新となります。ここ2週間あまりの間に、いくつかの官庁から内定を頂きました。その中には第一志望先もあり、ありがたいことです。面接では皆さん「御社が第一志望です」とおっしゃるようですが、僕はウソが顔に出てしまうようなので、第一志望先…

HEROは小学生時代の僕のバイブル

ドラマ「HERO」の第2シリーズが入っているようで、僕も何話か追いかけて見てみました。HEROといえば主人公の検事が型破りで、納得いくまで自分で捜査もやっちゃおうというキャラクターが事件を解決していくという物語です。第1話にこんなセリフが出てきます…

STAP細胞に対するNHKの報道を見て

理化学研究所の笹井さん、ご冥福をお祈り申し上げます。このニュースを見て、録画したまま見てなかったある番組を見てみることにしました。NHKスペシャルの「調査報告 STAP細胞 不正の深層」という番組です。お盆にでも見ようと思っていたのですが、ネット上…

釣りに行きました

数日前に、時間を作って釣りに出かけました。札幌から自転車で1時間、島松というところに行きました。まずこの辺りは人が丁寧に自然と共生している印象を受けました。畑があって林があって川があって。しかし残念だったのは近くの川が護岸工事のために無機質…

政治観という信仰は必要なのか

ゼミの先生に「寄って立つ場所を定めることで勉強がスムーズに進むようになる」という言葉を頂いたことがあります。この言葉は、政治哲学を持って物事を眺めることで深く考察することができるという意味だと捉えています。単純なものでは保守・革新であった…

近況報告

就活も後半戦を迎え、現在国家一般職の官庁訪問に(比喩的な意味ではなく暑さで)汗を流しています。これが落ち着いたらまとめたい記事がいくつかあります。早いところ内定が欲しいものです。といっても合格発表の日付が決まってるのでそれは難しいのですが。…

集団的自衛権と立憲主義

集団的自衛権容認の閣議決定がなされました。賛否が分かれている現状ですが、少し自分の意見を書いておきたいなと思います。しかしはじめに確認しておきたいのは、これらの価値判断があたかも人間の評価につながるような風潮に全く賛成できないということで…

MACALLAN-12yo

少し間が空いての更新です。 今夜の1杯はコチラ。酒好きでなくとも知ってる人も多い、マッカランの12年です。 これはシングルモルトのロールスロイスと評され、あまりウイスキーに馴染みのない人でも美味しいと感じられるものだと思います。先日誕生日を迎え…

日記と趣味のお話

久しぶりの裁判傍聴→教育格差→政治への無関心という大作を作っていたのですが、操作を誤り全て消してしまいました。非常にやるせない気持ちです。最近は筆記試験が落ち着いたので、散歩をしながら自己分析なるものに取り組んだりしています。僕の趣味に散歩…

LAPHROAIG-10yoとの再会

今日は泥酔状態からの更新となります。明日にはこの記事を消しているかもしれません。 22日にとある市町村の筆記試験が終わり、22日、翌23日(今日ですね)に友人が飲み会を開いてくれました。 22日の顔ぶれは高校の時のバンドメンバーで、久々に会う彼らを見…

ヤジの一件を受けてのつぶやき

今日は短めで。都議会でのヤジ問題について、いろいろ思うことはあります。ただ、今日は1つだけ。https://twitter.com/ishiitakaaki/status/479829791848165377このツイートがタイムラインにあがってきました。なんというか、これも炎上を狙ったのかなと思い…

国際大会に見る、感動と同調圧力

ワールドカップが盛り上がる中、のんびり就活をやっている今日この頃。僕が志望する職業は公務員や独立行政法人が多いので、周りが内定を得てゆっくりしているのを見るのは意外と辛いものです。僕はスポーツはかなり好きなのですが、国際試合というものでは…

government of the people

今日は古典に挑戦します。リンカーンの「ゲティスバーグ演説」です。これは1963年、南北戦争の中ゲティスバーグ国立戦没者墓地の開所式に際してのリンカーンの演説です。"人民の人民による人民のための統治"というあまりに有名な一説ですが、この「人民の…

自殺と生きる目的

「自殺」なんていう重いテーマについて書こうとはこれっぽっちも考えたことがなかったのですが、今少し悩んでいます。 保守主義に賛成していながら時に「悩み事の大半は大金を貰えれば忘れる程度のものだ」というマルキストのような考え方をしてしまう僕です…

憲法における義務規定

正面切っての憲法改正議論が落ち着きを見せている中、僕の常識を否定する憲法理解を発見したので、それについて考えたいと思います。 それは、「国民の義務」という考え方。僕は憲法に義務規定を置くことが失当であると感じて生きてきました。なぜなら、憲法…

歴史に対するライバル視

個人的に最近思うことについて書いていこうと思います。僕は人一倍負けず嫌いです。勉強も、スポーツも、楽器も、飲み会での酒の強さだって負けたくないと思っています。そんな中で、どう足掻いても勝てない相手が歴史です。具体的に何で負けるということで…

バーの話

今日の北海道は各地で猛暑日を記録するなど大変な暑さでした。今年の夏はビールを美味しく飲めそうですね。僕の趣味の1つにお酒を飲むことが挙げられます。とは言っても種類はほとんど知らないですし、飲むのは安酒ばかりです。その中でもバーでウイスキーや…

倫理と法

物事を禁止するものとしてルールが存在します。このルールは一般に「法律」「規則」といった形で定められます。これは倫理的な是非をなぞったもの(殺人罪など)であったり、構成員の都合上定められるもの(小慣れた言い方が思いつきませんが、道路の左側通行な…

法科大学院・適性試験

本日5月25日は法科大学院の受験資格を得るのに必要な第1回適性試験でした。受験した皆さんお疲れ様です。この適性試験について思うことを1つ。それは適性試験の時期です。これは5月末と6月の上旬(今年は6/8)に行われますが、結果発表は7月上旬だそうです。と…

久しぶりの...!

知り合いのおじさんが仙台に住んでいるのですが、その彼がたまたま今日北海道に来ました。昨日の電話のやりとりを。おじさん「明日北海道行くんだけど、お土産何がいい?」僕「いきなりだね。」お「おう、男はいつだっていきなりよ。」僕「お土産いらないか…

多数決に対抗する手段はあるのか-後編

民主主義にとって多数決とはどのような意味を持つのでしょうか。よく聞くのは「多数決で決まったんだから決定でいいんじゃないの?それが民主主義でしょ?」という声です。僕の考えでは、現状では、「多数決は民主主義の必要条件だが十分条件ではない」もの…

多数決に対抗する手段はあるのか-中編

先日は多数決への対抗として民衆の抗議、連立パートナーの諫言を取り上げました。どれも効果的ではないという結論でしたが、今日はその続きです。対抗する手段の3つ目として、与党内部の声も考えられます。例えば内閣が急進的であればそれを抑えるハト派とい…

多数決に対抗する手段はあるのか-前編

集団的自衛権を認めるという「解釈改憲」に向かう日本。官邸前に人が集まっていたという情報を聞いたのですが、ここで多数決への対抗というものを考えてみたいのです。我々は、一応「人民主権」で「民主主義」を前提とした国に住んでいます。これは政治的決…

新書の紹介

デジタルなモノの扱いが非常に苦手な僕ですが、このブログのデザインを変えてみました。でもフォーマットの選択しかできず無念です。 先日紹介した「だから日本はズレている」(古市憲寿著、新潮新書566)を読了しました。 拍子抜けしたというのが正直なところ…

スタート

遅ればせながら、僕の就活の一歩目が着地した気分です。僕の就活は筆記試験→口述試験という二段階のものが多く、今日は筆記試験の初受験でした。行われたテストは、適性検査①②③、教養試験、小論文です。順に見ていきます。適性検査①〜クレペリン検査と呼ばれ…